生物女子部第3回ミーティング

今回もディスカッションは続く
今回もディスカッションは続く

12/18(日)に、第三回生物女子部のミーティングがありました。

 

今回は、前回の結論となった、中学の理科の第二分野の教科書をベースに何か生物のおもしろさを伝えるものをということで、さらに具体的な話し合いをしました。

 

しかし、実際に中学の教科書をみて、はたと議論が詰まり、、、。

意外と、中学の教科書っておもしろいいっていうか、分かりやすくて、絵もきれいでと、、、、当初、生物が嫌われるのは、生物の教科書がつまらないから?と想定していたのが、ちょっと違う展開に!

 

果てさてどうする? ということで、議論は彷徨い、、、。

 

中学の教科書では主に、「植物」「生物」「細胞・遺伝子」「生態系」といったものが柱となっています。ワントピックを、それぞれの分野のテーマに落とし込んで、関連づけて紹介するのはどうかといったアイデア(例えば、シカが木の皮を食べると森林が減るという話は、上の4つの柱に関連した話題として、なぜ、植物は皮を食べられると枯れる? シカってどんな動物? 動物細胞ってどんなの? そもそもシカが皮を食べるのは生態系が崩れているからというようにまとめるといった形)や、一つの事象が色んなことに繋がってくる(例えば、外来種のアライグマが増えると生態系が崩れ、森林が崩れ、水資源も劣化し、お肌に影響がある?といった形)のようなアイデアが出たものの、、今ひとつといった感じで。

 

そこで、フッと、女子中高生の好きなもので、それに関連するトピックを、各人の専門分野で紹介してみれば?というアイデアが出て、ターゲットをお菓子(最初は桜もちだった?!)に絞ってみると、「私は、虫が食品添加物に使われていることを書きます!」「糖と代謝について書きます!」「原料のお米や小麦、カカオについて書きます!」「ダイエットについて書きます!」「味覚について書きます!」「糖鎖について書きます!」とどんどんアイデアが出てきて、、。これは面白いということになりました。そして、最終的に、この話題は、教科書のこの部分で学ぶことがベースとなっているんだよという展開にすればいいねということになりました!!

 

ということで、次回のまでの宿題は、「お菓子」をテーマに各人が自分たちの専門性に関連した話題を考えてくることになりました! 

しかし、何か新しいコンセプトのものを作り出すって、、大変ですねと、しみじみ実感。焦らず、じっくり良いものを練って行きたいです。

 

どうぞ、部員(って言っていいですか?) の皆様、宜しくお願いします!

 

 

中学理科第二分野教科書 上下(啓林館)

 

(装丁も、中の写真などもとてもきれいです!)