6/17 第3回勉強会「グローバルを学ぶカフェ」開催されました!

6月17日に、エンパブリック根津スタジオにて「グローバルを学ぶカフェ」が開催されました。グローバル勉強会の第3回目です。

 

今回のテーマは「グローバルRikejoのワーク&ライフ」です。

グローバルだなんだという前に働くことについて議論をして、自分の中の軸を決めておこうというのが今回の趣旨です。常連さんも新規の方も含め、学生さん&社会人12名のリケジョにお集まりいただきました。

女性は、色々ライフステージの変化もあるので、どうやって働きづつけるかに関心のある方は多いようです。

 

まずはディスカッションをする前に、キーノート的に、常連さんでもあるOさん、Yさん、Aさんから、「何のために働くのか」「世界を舞台に働くための覚悟って?」「家庭と仕事の両立ってグローバルリケジョにもできる?」の3テーマについて簡単にスピーチしていただきました。

「世界を舞台に働くための覚悟」というところでは、3人のスピーチから「そんな覚悟はなかったけど、やらざるを得なかった」「自分でも覚悟してたかなと疑問だが、なんでもチャンスが来たら即決しようという覚悟は常にあった」など、ガツガツした感じではないけど、静かな覚悟といったものが見受けられました。

また、両立については、できるというか「やる」といった感じで、、その辺りも難しく深刻に思わずに、「やれる!」って思うことが大事なような気がします。

 

次は、いよいよメインイベントのディスカッションです。今回は「何のために働くのか」「よいワーク&ライフのバランスとは」の2つについて話し合いました。何のためにという部分は、人それぞれの価値観もありますが、企業の中で働くには「直接的に成果が見えない部署もあるのでそこでは企業の中の誰かのために役立っている感が感じられることが大事とか、組織の中で「ONNLY ONE」であることがやりがいにつながるといった意見がでました。色んな意味で「人の役に立つ」というのは、今の働くスタイルのキーワードであるように思います。また、管理職になることが、やりがいにもつながるといった意見もあり、やりたいことができるようになる、また、むしろ子育てもしやすいといった視点でもディスカッションされました。とかく女性は管理職になるのを敬遠しがちですが、また、学生さんや社会人経験の浅い人たちには、新しい視点としてとても新鮮だったようです。

 

また、よいワーク&ライフのバランスとはというお題でも色んな意見でました。みんな物理的な時間のバランスをいうのではなく、限られた時間の中で、その時間をどう使う工夫をするか、どのようにその時間を自分の中でとらえるかといった、精神的なアプローチをしているのが印象的でした。同じ家事をする時間でも、やむを得ずハウスキーピングの時間とすればマイナスの印象であっても、仕事からプライベートモードへ切り替えるための重要な時間と考えれば、それは大切な自分の時間ということになります。また、子育ての時間もマイナスな時間ではなくて、楽しい自分の時間と考えている方もいらっしゃって、とにかく皆さん前向きだなと、、。短い自由な時間を嘆くというより、発想はむしろそれをどう使うかというところに!

学生さんは、将来の生活に不安をもってらっしゃるようでしたが、このような前向きな取組姿勢は、学生さんにも何等かの勇気を与えたのではないかと思います。

さらに、体験ワークとして「クイックディスカッション」に挑戦してみました。「グローバルリケジョの資質を身に着けるためには何をする?」について、有無もいわさず1分ごとにどんどん順番を回すというものです。あ~、その意見言われちゃったという時でもそれに被せながら、自分の意見を付け加えたりとか、とにかくクイックに返すという練習です。

日本を知ろう、世界を知ろう、勇気をもって飛び出そう、ロールモデルはあまりいないから自分がロールモデルになればいい、目標を決めてそのステップを考えるといった、体験ワークなのに、とてもいい意見がたくさん出ました。

 

ちなみに今回はタイムキープをしっかりやろうという試みで、常に発表時間をタイマーで図るというやり方をしてみました。このあたりの対応も難なくクリアできるものリケジョだな~という感じもしますし、初めてご参加頂いた方は、このやり方自体がリケジョっぽいという感想でした。

 

最後は、お菓子を食べながらのフリートークです。

しかし、今回はみなさんたくさんしゃべりましたね~。こんな感じの会の方が、なんか参加した!って感じでしょうか。

次回は8月(グローバルリケジョに必要な文系力)も予定していますが、プログラムなど検討したいと思います。

ご参加いただいた皆様ありがとうございました。

お疲れさまでした!