2010年12月8日 東京・講談社

12月8日、理系女子cafe 「理系女子の100冊」 企画会議!が開催されました。
当日は13名の先輩リケジョが集まり、自分にとって大切な本、どんな本を、
どのように後輩たちに伝えたいか、熱く!話し合いました。(事前のメールで参加いただいた方も!)

 

事務局が想定していたよりも、ずっと幅広く、多様な本が紹介されました。
しかも、先輩リケジョが本を紹介する時の気持ちのこもった様子。
録画していなくて、伝えられないのが、本当に残念です!

 

●オススメいただいた本は、理系女子の本100冊サイトからご覧ください。

「100冊サイト」


●100冊について、ネットでのご登録も受付中です!
https://pro.form-mailer.jp/fms/8910fb8a14984 


■理系女子の100冊、どんな企画にしたいか?

  • カテゴリーが明確になっていた方がいいのでは?
  • こういう時に読みたい本というのが、参考になるのでは?
      例)「人生に迷った時」「数学や理科が嫌いになりそうな時」
  • 文系に進学する人にも読んでもらいたい本がある
     例:「生物と無生物のあいだ」
  • 自分が何に悩んでいるかがわかっている人は、読みたい本もわかる。
    フローチャート、キーワードなどで、あなたにお勧めの本を出しては?
  • 1冊とっかかりがあると、その著者や本から世界が広がっていく。
    たくさんの本よりも、「これなら、この1冊!」を打ち出すのものいいだろう。
  • 紹介する時、表紙画像がある方がいい
  • 自分の憧れる人のお薦めは知りたいもの。紹介者の人となり、本に対する一つひとつのコメントも大切に。
    先生が勧めるのと、先輩からの言葉は違うだろう。憧れの先輩が言うからこそ響くことがある。
  • 本の魅力を伝えるのは、テキストだけだと難しい。みなさんが本を紹介している時の雰囲気などは、直接伝えたい。先輩が帰省する時に、本を伝えるイベントに参加するなど、先輩リケジョ、みんなで伝えていくことができたらいいと思う。
  • 高校生に伝えるためには「学校の図書室で、お薦めを紹介」「携帯で紹介」「高校生、大学生がよく行く場所にある方がいい」「ファッション誌などとのコラボ企画が重要」

 色々なアイデアが出ました。共通しているのは、科学好き、本好きな人はもちろん、そうじゃない人に出会ってほしい!という想いがあること。どうすれば多くの人に新しい出会いを提供できるか、さらに、みなさんのご意見をいただきたいと思います。


これまでの理系女子cafeの中でも、最も熱い対話がなされた今回の企画会議。
引き続き、みなさんのご意見もいただき、よい企画に育てたいと思います。


そうそう。この日は会議後、講談社の社員専用の図書資料室へ。
なかなか日頃、書店や図書館でも見れない貴重な大型本、辞書などがたくさんあり、
本好きの先輩リケジョたちは、色々と手にとり、時間を忘れて、楽しんでいました!