2010年6月18日

第6回「理系女子cafe」@講談社を開催いたしました!
今回、8名のご参加と少人数だったので、いつもとプログラムを変えて“サイコロトーク”を行いました!

“サイコロトーク”は、ホワイトボード用紙を張り付けたサイコロの面に「みんなで話し合いたいお題」を書いていただき、サイコロを振って出た目の話をしていただくというものです。

お題に設定する内容は、理系女子に関わることならなんでもOK!
参加者それぞれが「自分が話したい!」や「みんなに聞きたい!」というお題を考えていただきました。

みなさんが設定したお題は6つ。
(1)なぜ、理系女子は少ないのか?
(2)リケジョで得したこと、苦労したこと
(3)高校生に本当に伝えたい価値は何か?
(4)結婚するなら同業者・同職種がいいと思いますか?それとも?
(5)男性に生れたら良かった・・・と思ったことはない?
(6)パートナーに求める条件とは?


サイコロは全部で3回振りました。
どのテーマでもみんなで大盛り上がり!
さまざまな意見(本音!?)が飛び出しました!
■1つ目のテーマ
【なぜ、理系女子は少ないのか?】

・「“算数が好き”よりも“国語が好き”と言った方が、女の子っぽいと言われるから・・・?
・「小さい頃、化学が好きだと親に“この子変なのよ~”と言われる!
・「数学や物理の先生がみんなカッコ良かったら、リケジョが増える!!」
(女の子は先生になびく!?)

■2つめのテーマ
【リケジョで得したこと、苦労したこと】

・「良くも悪くも、すぐに顔を覚えてもらえる」
(良い例)お客さんに顔を覚えてもらえると仕事がスムーズ!
(悪い例)授業を休むと目立つ・・・
・「男の子すぐに友達になる!」

■3つ目のテーマ
【高校生に本当に伝えたい価値は何か?】

・「英語はやっておいた方がいい!」
・「好奇心をもっと持って、興味のあることはどんどん掘り下げてほしい!」
・「就職だけを考えて、資格を取りたいという理由だけで受験をしていていいの?」
・「今、やっている勉強が仕事の役に立つことがある!と信じて勉強をしてほしい」

仕事のこと、パートナーのこと、高校生に伝えたいこと、さまざまな意見をいただきました。
これは、参加者のみなさんが「理系女子として生きてきたからこそ、伝えたいメッセージ」だと思います。
Rikejoプロジェクトでは、これからもたくさんの理系女子のみなさん、そして理系を目指す女子中高生を応援していきたいと思います。

≪アンケート内容の紹介≫
■イベント全体、各プログラムで良かった点は?

「全体として雰囲気が和やかで楽しく過ごせたのが良かった」
「サイコロトークは、自分の聞きたいことを改めて考えられたのが良い」
「いろいろな経歴の理系女子のみなさんと話せて楽しかった」
「共通点、違った考え方が聞けて良かった」

■ご自身の中で「気づき」「発見」はありましたか?
「自分の将来だけでなく、後輩の将来も見極めて日頃からいろいろと考えている方々に出会い、話ができたことが満足できました」
「普通に生活していると考えなくなってしまうような自分のルーツや高校生に伝えられることは何かなど、忘れていた現状に気づかされた」
「イケメン理系高校教員がいれば、理系が楽しくなる!というアイデアは目からウロコ!」


今回、少人数だったので、ひとつの話題も深くお話していただけたようです。
これからも、「理系女子cafe」を通して、「理系女子同士だから分かりあえること」や「理系女子として伝えたいメッセージ」の輪を広げていきたいと思います!